ねずみの習性と駆除方法

ねずみが好む環境

 

 

ねずみはどのような環境を好むのでしょうか。ねずみの駆除を考える時には、その家の中がねずみにとって棲みやすくなっているということを考えなければなりません。ねずみにとって棲みにくい家であれば駆除するまでもなく、ねずみは住みつかないのです。

 

まず、ねずみのえさが豊富にあることです。残飯や生ごみなどがねずみの近づきやすいところに放置してある場合などです。ねずみは雑食ですから、なんでも食べます。ペットフードなども大好物のようです。ねずみ駆除を考える前に、整理整頓をしてゴミなどが残っていないようにすることが大事です。

 

次に、ねずみの行動を考えてみましょう。ねずみは夜に行動します。部屋の隅や物陰を進みます。このような場所にねずみよけを置いておくとねずみが嫌がることになります。

 

ねずみは電線や配管などを伝って移動することが多いと言われています。ねずみの進入口となりそうなところはすべてふさいでおかなければなりません。木の板の場合はかじって穴をあけたりすることがありますので、可能なら金属製の板がよいでしょう。

 

ねずみは1年に5,6回子どもを産みます。そのために巣を作る必要があります。巣は草やわらなどを集めて作ります。紙くずなどを利用することもありますから、これも整理整頓が必要でしょう。

 

このように、ねずみ駆除と言ってもその前にしておかなければならないことがたくさんあるのです。身の回りの整理整頓、ゴミを片付けておくということで、たいていのねずみは近づいてこないのではないでしょうか。ねずみがいるということは家の中が衛生的ではないということに他ならないかもしれません。