ねずみの習性と駆除方法

ねずみと衛生

 

 

ねずみの顔をじっくり見てみると、なかなかかわいいものです。そのため、家の中でねずみを見つけても駆除をせずに、逆にえさをやって飼おうとする人もいます。しかし、ねずみが衛生上でどのような問題を持っているかを知ってしまうと、とても飼おうという気持ちにはならないのではないでしょうか。

 

ねずみはノミ、ダニ、寄生虫などを引き連れています。たしかに、ねずみだけであればかわいいのですが、それ以外が非常に不衛生です。ひどい場合は人間が病気になってしまうような病原菌を持っていることもあるのです。ペストがねずみによって広がったという話は聞いたことがあるのではないでしょうか。そのようなわけで、かわいい顔のねずみであっても、駆除しなければならないのです。

 

また、駆除の後で死骸を処理する時も、素手でつかんだりしないようにしましょう。どのような病気を持っているかわかりません。小さい子どもなどがいる家庭であれば、特に注意が必要でしょう。子どもは平気でねずみを触るのではないでしょうか。ハムスターとは違うのです。

 

ペットとして生まれたねずみであれば、病気を持っていないかもしれませんが、どこから来たかわからないねずみの場合は、必ず病気を持っていると言ってよいでしょう。

 

家の中で見つかるねずみは害を持っているのですから、駆除しなければなりません。ねずみを毒入りえさで駆除した場合にはその死骸を必ず処理しておく必要があります。死骸を放置しておくと、腐敗してウジなどが湧くのです。そのようなことを考えると、粘着シートなどを使用して駆除する方がよいでしょう。